共済金等支払管理態勢の構築に係る方針

1.基本姿勢

共済金等のお支払いの仕組みや支払可否について、共済契約者にご理解いただけるよう、わかりやすく説明するとともに、公正かつ適正な事業運営を図るために、共済金等支払管理態勢を構築しています。

また、共済金等支払管理態勢の整備にあたっては、共済契約者の利便性を最優先に考え、共済金等のお支払いについて十分ご説明し、共済金等をお支払いする事由が発生した場合に、迅速かつ適切にわかりやすいご案内を行うよう努めています。

2.共済金等支払管理態勢

共済金等のお支払いにあたっては、共済金等支払業務の正確性・客観性・透明性を確保する観点から、以下のとおり、共済金等支払管理態勢を整備しています【（１）～（５）】。

（１）共済金支払審査の検証態勢

共済金支払審査につきましては、支払管理部門において複数の職員によるチェックを行うとともに、共済金支払において経理部門との相互牽制により検証する態勢としています。

（２）補償委員会による審査決定

上記（１）の支払審査にあたっては、専門的・医学的知見を有する医師等の学識経験者で構成する補償委員会にて審査決定を行っています。

（３）理事会による再審査

補償委員会における審査決定内容について、ご承諾いただけない場合は、再審査請求として受付し、補償委員会にて再度審査を行った上で、理事会にて審査し決定します。

（４）お客様窓口の設置

共済金等請求の受付部門を設置し、補償内容等を適切にわかりやすくご案内いたします。また、審査結果に対する疑問や共済金等支払に関する苦情等がある場合の対応を行い、その対応結果を支払管理部門にフィードバックしています。

（５）監査部門、コンプライアンス部門の設置

共済金等のお支払い可否等への対応に関し、監査部門、コンプライアンス部門を設置し、支払管理部門を監視、検証する態勢を整備しています。

3.裁判外紛争解決機関へのお申し出

お客様からの苦情等のお申し出を受付け、審査決定についてご承諾いただけない場合には、紛争解決を図るため、公益社団法人民間総合調停センター等にお申し出いただくことができます。