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安全色について

安全色を知り、危険を視覚的に伝えましょう

中川 潔(安全安心株式会社)

労働安全衛生コンサルタントとして、業界問わず安全で快適な職場づくりをサポート。
安全衛生診断、現場指導や安全教育などを行い、企業の安全衛生レベル向上に努める。

色により危険箇所の見える化を

職場に潜む危険は、見た目では気付かないケースがあります。そうした危険場所・箇所等を色により見える化(可視化)することで労働者に危険を認識させたり、作業上の注意事項をわかりやすくして、安全を確保しましょう。

道路の信号や標識に赤・黄・青の使用が定められているように、日本産業規格(JIS)においても「安全色(安全を確保するために決められた色)」が定められています。これらの色は、注意喚起の表示や標識だけでなく、通路などにも使えます。通路の床の色が緑であれば、"安全" を示す安全通路と感じることができます。

■安全色の一例
(参考文献およびJIS Z 9101をもとに筆者加筆)

安全色の一例

※参考文献

『「見える化」の重要性と安全標識の基礎知識』
一般社団法人日本標識工業会 会長 中野豊

また、ストライプ柄のトラテープも、同じように色が重要です。一般的な黄と黒のトラテープは危険箇所を示し、赤と白のトラテープには立入禁止の意味があります。ケースバイケースで使い分けましょう。

トラテープ

色の使い方にも注意しましょう

掲示物の色を決めるときに注意を要することがあります。例えば、ヘルメットや保護めがね着用(上図)などの指示を表す色として青色を使うことが多いのですが、図Aのように黒い文字を使用すると、読みにくくなります。このような場合は、図Bのように太い枠で囲み、枠線に色を付けるほうがよいでしょう。

コントラストの一例

転倒するおそれがあるなどの危険な場所には、誰もが感覚的に意味を理解できる色を使うことが大切です。安全色を活用して、労働災害を防止しましょう。