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情報機器作業の労働安全衛生対策

パソコン等を用いた作業による疲労蓄積を防止しましょう

中川 潔(安全安心株式会社)

労働安全衛生コンサルタントとして、業界問わず安全で快適な職場づくりをサポート。
安全衛生診断、現場指導や安全教育などを行い、企業の安全衛生レベル向上に努める。

健康管理だけでなく、作業を行う環境や作業内容の管理も大切

職場のIT化が年々進行するなか、情報機器を使用する作業の範囲は広がり、作業形態もさらに多様化しています。その結果、長時間に及ぶデータ入力作業で腱鞘炎になるなど、心身の健康障害が発生することがあります。従業員の健康を守るため、情報機器作業における労働安全衛生管理のポイントを、「作業環境」「作業」「健康」の3つに分けてご紹介します。

■作業環境管理

パソコンの設置方法

なお、ノートパソコンの場合、モニター画面の位置が低くなるため、別のモニターを接続したり、ノートパソコンを高い場所に置いて外付けキーボードを利用するなどの方法もあります。

■作業管理

■健康管理

その他、業務時間以外にスマートフォンなどの情報機器をよく利用する従業員に対しては、眼精疲労、心身の疲労蓄積に注意を促しましょう。

パソコンやタブレットなどを用いた作業に携わっている職場では、作業環境や作業内容、健康状態に注意し、情報機器による健康障害を防ぎましょう。